やわらかい素材のほうが耳の皮膚を傷つけないようですね。
耳かきも進化していていろいろ使いやすいものがありますよ。
困ったり、少しでもおかしいと感じたら、迷わず耳鼻科ですね。
耳鼻科 耳掃除
耳鼻科で耳掃除をしてもらうのには、少し抵抗があるという人も多いのではないでしょうか。しかし、耳鼻科医に聞いたところ、無理して自分で耳掃除するより来院して「耳垢取りの処置」を受けた方が適切、とのことでした。
何故なら、耳の大きさには個人差はあるものの、上下の長さでいえば1歳児で約5cm、10歳の頃には約6cm余りと大体大人と同じ大きさになり成長は止まります。
家族など他の人の耳掃除をしたことがある方なら分かると思いますが、正式には「外耳道」と呼ばれる耳の穴は小さく、くねくね曲がっていますよね。
しかも、耳毛も生えている為に奥の方まで見るのは中々難しいものです。 例えば、昔からある竹製の耳掻きは、耳垢を掻き出し易いので愛用している人も多いと思いますが、固い材質ですから、うっかり奥まで入れてしまったり、周りにいる子供やペットがぶつかって来た拍子に突き刺さり、鼓膜に穴を開けてしまうという危険性もあるので注意が必要です。
最近では色々な種類の耳掻きが市販されていて、随分使い勝手もよくなって来ています。しかし、へばり付いた頑固な耳垢を無理に取ろうとして、薄い耳の奥の皮膚に傷を付けてしまい、炎症を起こして耳鼻科を訪れる人も少なくないようです。
耳垢は大きく二つのタイプに分かれ、日本人の2割にみられる湿っぽくじくじくした耳垢「軟耳垢(なんじこう)」は、耳の中の「汗腺」からの汗が多いことが主な原因です。
軟耳垢は粘り気があって取りにくいですが、逆に粉っぽい耳垢「乾耳垢(かんじこう)」も、溜まって硬くなってしまうと、耳の穴が塞がり「耳垢梗塞」と言われる状態になることもあります。
何となく音が聞こえ難い、耳の中で変な音がする、不快感を感じるなど気になることがあったら早めに耳鼻科を受診しましょう。耳鼻科で行う耳掃除は、れっきとした医療行為で治療のひとつです。
顕微鏡を見ながら、曲がったピンセットのような耳用の鑷子(せっし)を用いて、慎重に耳垢を取り除きます。強く付着してしまっている場合や、一度で取り切れなかった時には、重曹、グリセリン、洗浄水を混合した「耳垢水」でふやかし、10分〜数日後に吸引または洗浄の処置を行います。
耳には本来耳垢を自然に外へ排出する外耳道に備わった自浄作用がありますし、耳垢の成分には鼓膜や外耳道の保護、感染防御といった耳を守る効果もあります。
ですから、耳掃除をやり過ぎるのは良くないと言われています。適度に耳掃除を行うのがベストですが、皮膚が弱く傷つきやすいデリケートな人や自分でやる自身のないと言う人には耳鼻科での耳掃除をお奨めします。